孫を実家に迎えるとき、「どこで寝かせよう」「どこでおむつを替えよう」と、思っていた以上にバタバタしてしまうこと、あなたも想像がつくかもしれません。
孫を安全に迎えたい気持ちはあるけれど、家じゅうを模様替えするのは正直しんどいですよね。
ネットで調べていると、実家での赤ちゃんコーナーの作り方や赤ちゃんの実家安全対策に関する情報はたくさん出てきますが、「祖父母の体力や暮らしを守りながらどう整えるか」というところまでは、なかなか書いていなかったりします。
ここ、気になりますよね。
さらに、実家への赤ちゃん連れ帰省準備をどうするか、実家用の赤ちゃん安全グッズをどこまで用意すればいいのかという悩みも出てきます。
あれもこれも買うより、「うちの家にはこれがあれば十分」というラインを知っておきたいところです。
そして、できればおしゃれな赤ちゃんコーナーの実例も参考にしつつ、祖父母とママパパみんながラクになる仕組みを作りたい。
そんなあなたに向けて、このページでは私自身の体験も交えながら、実家で無理なく続けられる赤ちゃんコーナーづくりのポイントをまとめました。
なお、家全体の安全対策や間取りの工夫については、こちらの記事で詳しく書いています。
👉 【実体験】6か月の初孫が遊びに来て気づいた「安全な家づくり」祖父母がすぐできる対策
この記事を読んでいただくと、次のようなことが分かります。
- 祖父母の家に赤ちゃんコーナーを作るメリットが分かる
- 実家のどの部屋に赤ちゃんコーナーを作るか判断できる
- 最低限そろえたい赤ちゃんコーナーの基本セットが分かる
- やりすぎずに続けられる赤ちゃんコーナーの考え方が分かる
祖父母の家に「赤ちゃんコーナー」があるとラクな理由
まずは、「そもそも赤ちゃんコーナーって本当に必要?」というところからお話しします。
家じゅうを完璧に赤ちゃん仕様にしなくても、
実は、家の中にひとつ安心できる定位置を決めておくだけで、祖父母もママパパもぐっとラクになります。
ここでは、私が実際にやってみて感じたメリットを、順番にお伝えしていきますね。
家じゅうを整えるよりも「一か所だけ整える」ほうが続けやすい
初孫が生まれたとき、私も最初は「階段もキッチンも全部対策しなきゃ」と気負っていました。
でも実際にやってみると、家じゅうを一気に赤ちゃん仕様にするのは、体力的にも金銭的にもかなり負担なんですよね。
そこで途中から考え方を変えて、「赤ちゃんが主に過ごす場所だけ、ちゃんと整える」というスタイルにしました。
リビングの一角を赤ちゃんコーナーに決めて、床にマットを敷き、おむつやタオルをまとめて置いておく。
まずはそこさえ整っていれば、目も届きますし、ひとまず安心できます。
家じゅうの棚にストッパーをつけたり、すべてのコンセントにカバーを付けようとすると、途中で「もういいや」となりがちです。
一か所に絞ることで、準備も片付けもコンパクトになり、無理なく続けられるのが、赤ちゃんコーナーの良さだと感じています。
赤ちゃんの“定位置”があると、ママもすぐに安心できる
赤ちゃん連れで実家に来るママにとって、一番の不安は「この家のどこが安全なのか分からない」ということだと思います。
ママも、最初は落ち着かない様子で部屋の中をキョロキョロ見ていました。
そこで、リビングの一角に赤ちゃんコーナーを作り、
「このマットの上なら安心だから、ここに寝かせてね」と伝えるようにしました。
すると、ママもすぐにそこを孫の定位置だと認識してくれて、
到着してすぐに「とりあえずここに寝かせよう」と迷わなくなったんです。
「ここに寝かせてください」
「ここならハイハイしても大丈夫ですよ」
と言える定位置があると、ママの緊張がゆるみ、祖父母としても迎え入れる側の準備がシンプルになります。
赤ちゃんも、毎回同じ場所で過ごすことで、「実家での自分の居場所」をだんだん覚えていくように感じます。
私の場合、定位置には少し明るめの柄のマットを敷いて、「ここが孫の場所」とパッと見て分かるようにしました。
写真にもよく写るので、思い出としても残りやすいですよ。
おむつ替え・着替え・授乳が一か所で完結すると祖父母もラク
実家でバタバタしがちなのが、おむつ替えや着替え、授乳のたびに場所を変えることです。
最初の頃は、私も「おむつは和室で、授乳はソファで」とバラバラにしてしまい、そのたびにママも私もウロウロしていました。
途中から、赤ちゃんコーナーの横におむつ替えセットと授乳用のクッション、小さなテーブルをまとめて置くようにしたところ、動きが一気にラクになりました。
おむつ、おしりふき、ビニール袋、着替え用の肌着と服、タオルを一つのかごに入れておき、
「困ったらここを見れば全部そろっている」状態にしておきます。
こうしておくと、祖父母だけで孫を見ているときでも、「あれどこだっけ?」と家じゅうを探し回らなくて済みます。
忘れ物も減りますし、ママも「あのかごに一式入っているから使ってね」と一言伝えるだけで済むので、お互いに気がラクになります。
短時間の帰省やお泊まりでも、準備がシンプルになる
孫が小さいうちは、「今日はちょっと顔だけ見せに」
「一泊だけお泊まり」など、短時間の帰省も多いですよね。
そのたびに一から場所を考え直していると、どうしても準備がストレスになってしまいます。
赤ちゃんコーナーが一度決まってしまえば、次からは「赤ちゃん用マットを敷いて、かごをここに置く」だけ。
私も今では、ママから「今日行ってもいいですか?」と連絡が来たら、5分もかからずに赤ちゃんコーナーを整えられるようになりました。
短時間の帰省やお泊まりのハードルが下がると、
「ちょっと立ち寄るね」
「数時間だけお願いしてもいい?」というやり取りがしやすくなります。
祖父母側の心の準備も、物理的な準備も、ぐっと軽くなる感覚がありますよ。
「赤ちゃんコーナー」の場所選びと整え方の具体ステップ
ここからは、実際に赤ちゃんコーナーを作るときの具体的なステップをお話しします。
「どの部屋に作るか」
「どんなものをそろえるか」
「安全チェックはどこを見ればいいか」など、最初に迷いやすいポイントを順番に整理していきますね。
完璧を目指す必要はないので、あなたの家に合うところから少しずつ取り入れてみてください。
どの部屋に作る?リビング・和室・寝室のメリットと注意点

まず悩むのが、「赤ちゃんコーナーをどの部屋に作るか」だと思います。
リビング・和室・寝室、それぞれにメリットと注意点があります。
私の経験と、周りの祖父母世代の話をまとめると、ざっくりこんな感じです。
リビングに赤ちゃんコーナーを作る場合
リビングは家族が一番集まる場所なので、大人の目が届きやすく、赤ちゃんも寂しくなりにくいという大きなメリットがあります。
テレビを見たり、お茶を飲んだりしながら、自然と孫の様子を見守れるのはリビングならではです。
一方で、テレビ台やテーブル、リモコンなど、赤ちゃんに触られたくないものも多いですよね。
テレビの転倒防止・コードの整理・ローテーブルの角のガードなど、最低限の安全対策はしておくと安心です。
和室に作る場合
和室は、畳のクッション性がある程度あるので、ゴロンと寝かせたり、ハイハイ期の赤ちゃんを遊ばせるのに向いています。
段差が少ない間取りなら、つまずきの心配も減りますね。
注意したいのは、ふすまや障子、低めの飾り棚です。つかまり立ちが始まると、ふすまをバンバン叩いたり、障子を破ったり…というのはあるあるです。
割れやすい置物や、倒れやすいラックなどは、赤ちゃんコーナーの周辺からは一旦別の部屋に移しておくと安心です。
寝室に作る場合
お泊まりが多い場合は、寝室に赤ちゃんコーナーを作るご家庭もあります。
大人のベッドとは別にベビー布団やベビーベッドを置き、夜間のお世話をしやすい動線にしておくと、夜の授乳やおむつ替えがスムーズになります。
注意点としては、大人用ベッドからの転落防止です。
寝室に赤ちゃんを連れて行くときは、ベッドの上に寝かせっぱなしにしないこと、ベビー布団やベビーベッドの位置をしっかり決めておくことを意識しておきたいですね。
どの部屋を選ぶにしても、家の構造やペットの有無によって向き不向きがあります。
📢📢安全に関する正確な情報は公式サイト等で確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。
日差しとエアコンの風向きをチェックして「快適ゾーン」を決める
場所をざっくり決めたら、次に見るのは日差しとエアコンの風です。
意外と見落としがちですが、赤ちゃんコーナーを作るうえでとても大事なポイントです。
私の家でも、最初は窓際に赤ちゃん用マットを敷いていましたが、日中は日差しが強すぎて、孫が汗びっしょりになってしまったことがあります。
そこで、直射日光が当たりすぎない場所・カーテンで調整しやすい位置に移動しました。
エアコンも同じで、風が直接赤ちゃんに当たる場所は避けたほうが無難です。
エアコンの吹き出し口からの風の流れを一度確認して、
「ここなら柔らかく風が回るかな」という場所を赤ちゃんコーナーにすると、夏も冬も快適に過ごしやすくなります。
私は、実際にエアコンをつけた状態で、手をかざしながら「このあたりは風が強すぎないかな?」と確認しました。
時間帯によって日差しの入り方も変わるので、午前と午後で一度ずつチェックしてみると安心です。
最低限そろえたい基本セット(ベビー布団・おむつ・タオルなど)
次は、赤ちゃんコーナーに何を置くか問題です。
全部そろえようとするとキリがないので、「これだけあれば何とかなる」という基本セットを決めておくとラクです。
私の家では、次のようなものを常備しています。
余裕があれば、バウンサーやロッキングタイプのチェアが一つあると、とても便利です。
ちょっと家事をしたいときや、ママが洗面所に行く間などに、赤ちゃんを安全な場所で待機させられるので、祖父母にとっても心強いアイテムになります。
ベビーベッドを買うかどうかは、帰省の頻度やスペース次第です。
短期間の使用であれば、レンタルを検討するのも一つの方法ですね。
収納は「見せる」より「まとめる」が楽々|カゴ・ボックス活用術
インスタグラムなどを見ていると、おしゃれな赤ちゃんコーナー収納がたくさん出てきますよね。でも、実家は「見せる収納」よりも「とりあえず一か所にまとめる収納」のほうが断然ラクだと感じています。
私のおすすめは、フタなしのカゴやボックスをひとつ決めて、そこに赤ちゃんグッズを全部まとめて入れてしまう方法です。
おむつ・おしりふき・タオル・着替え・ビニール袋などを、ざっくり種類ごとに立てて入れておくだけでも、かなり使いやすくなります。
ポイントは、家族みんながすぐに場所を覚えられること。
ラベリングをするほどではなくても、
「このカゴを見れば赤ちゃんのものはだいたいある」と決めておくと、じいじもママも迷わず手が伸びます。
片付けのときも、「とりあえずこのカゴに戻す」で完了するので、帰省のあとに私が一人で片付けるときもとてもラクです。
無理におしゃれに整えなくても、「分かりやすくて使いやすい」がいちばんだと感じています。
安全確認のポイント|コンセント・コード・テーブルの脚まわり
赤ちゃんコーナーが決まったら、最後に必ずやっておきたいのが安全チェックです。
特に、コンセント・コード・テーブルや家具の脚まわりは要注意ポイントです。
私がいつも意識しているのは、次の3つです。
- コンセントまわり:使っていないコンセントにはカバーをつける、延長コードは赤ちゃんの手が届かない位置にまとめる
- コード類:テレビ・スタンドライト・家電のコードは、赤ちゃんが引っ張っても倒れないよう、壁側に寄せるかコードカバーでまとめる
- テーブル・家具の脚:ローテーブルやテレビ台の角にコーナーガードを貼る、ぐらつく家具は赤ちゃんコーナー付近から移動する
ハイハイやつかまり立ちが始まると、大人が想像しないところまで手が伸びます。
完璧に危険をゼロにするのは難しいですが、
「赤ちゃんコーナーの周辺だけでも、安全レベルをぐっと上げておく」という意識でチェックしてみてくださいね。
赤ちゃんコーナー以外も含めた、家全体の安全対策については、
初孫が遊びに来て気づいた工夫をまとめたこちらの記事も参考になるかもしれません。
👉 【実体験】6か月の初孫が遊びに来て気づいた「安全な家づくり」祖父母がすぐできる対策
📢📢安全グッズの効果や使い方は、商品によって違いがあります。
購入前には必ず説明書やメーカーの公式情報を確認し、設置が不安な場合は専門の業者や行政の相談窓口に相談することをおすすめします。
正確な情報は公式サイトをご確認いただき、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ママに喜ばれたひと工夫|ティッシュ・ゴミ箱・おしぼりの「定位置」
実際にやってみて一番喜ばれたのは、「細かいものの定位置を決めておくこと」でした。
特に、ティッシュ・ゴミ箱・おしぼり(またはウェットティッシュ)の3つです。
ママにとっては、授乳中やおむつ替えの最中に、
「ティッシュどこ?」「ゴミ箱どこ?」と毎回聞かなくていいことが、思っていた以上にストレス減になったようです。
私は赤ちゃんコーナーのすぐ横に小さなテーブルを置き、その上にティッシュとウェットティッシュ、足元にフタ付きゴミ箱を置くようにしました。
「どこに何があるかが分かる」ことは、実家で過ごすときの安心感につながるんだなと実感しました。
祖父母も無理をしないために「やりすぎない」赤ちゃんコーナーの考え方
最後に、いちばんお伝えしたいのは、祖父母が無理をしないことです。
初孫がかわいくて、あれもこれもしてあげたくなる気持ちはよく分かります。
でも、私たちの体力や暮らしをすべて犠牲にしてしまうと、長い目で見て一緒に過ごす時間がしんどくなってしまうんですよね。
私が意識しているのは、
「この家のメインはあくまで祖父母の暮らしで、その中に赤ちゃんの居場所を少しだけ用意する」という考え方です。
家じゅうを子ども仕様に変えるのではなく、赤ちゃんコーナーをひとつ作って、あとは目を配る。それくらいのバランスがちょうどいいと感じています。
安全に関する情報は日々アップデートされていますし、事故のニュースを見ると不安になることもあります。
ただ、必要以上に怖がるのではなく、「うちではここを重点的に守ろう」と決めておくと、気持ちが少しラクになるはずです。
祖父母ができるのは、完璧な環境を用意することではなく、
「ここなら安心して過ごせるよ」と孫とママパパを迎える気持ちだと私は思っています。
あなたのペースで、無理のない赤ちゃんコーナーづくりをしていきましょう。
🏠〖家づくりの情報をもう少し知りたい方へ〗
今回は、
孫を実家で迎えるための
赤ちゃんコーナーの整え方を中心にまとめました。
もし、
「この先も安心して孫を迎えられる家にしたい」
「家そのものの安全性や整え方について、経験者の話を聞いてみたい」
と思われた場合は、
現役の積水ハウスオーナーさん経由で相談できる
家づくりの窓口もあるようです。
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🎀 家づくりの全体像はこちらでまとめています
👉 孫が来る家づくり完全ガイド|安全・間取り・収納・設備を祖父母目線で総まとめ

