「実家の建て替え」を真剣に考え始めたのは、まだ自分たちが“親世代”として頑張っていた頃。
そのときは、「老親と自分たち夫婦が、これから先どう暮らしていくか」だけを見て、実家を建て替えました。
あれから8年。
当時はまだ生まれていなかった孫が遊びに来るようになりました。
あのときの決断が、「孫が遊びに来やすい実家」にもつながっていたことは、正直うれしい誤算でした。
ここでは、8年前の自分には見えていなかった「孫目線でやってよかったこと」と、
これから実家の建て替えを考える方への、ささやかなヒントをまとめてみたいと思います。
- 建て替えで得られたシニアや孫にも優しい家
- 具体的に役立つ間取りの工夫
- これから建て替える人へのヒントがわかる
- 祖父母がラクに暮らせる家=結果的に孫にとっても居心地の良い家
実家を建て替えて8年…孫目線で「やってよかった」と感じたこと
まずは、私が「実家を建て替えておいて良かったなぁ」としみじみ感じたポイントからご紹介します。
当時は「老後の暮らしやすさ」だけを考えて決めたつもりでしたが、今振り返ると、結果的に孫にとっても過ごしやすい実家になっていました。
一つずつ振り返りながら、「これから実家を建て替える方へのヒント」も一緒にメモしてみたいと思います。
実家を建て替えてよかった 広いリビングが「孫の遊び場」になった話

実家を建て替えるとき、「親の部屋」「自分たち夫婦のスペース」と同じくらい大事にしたのが、
“みんなで集まれるリビング” をつくることでした。
当時は「親戚が集まったときに、窮屈じゃないほうがいいな」くらいの感覚だったのですが、
今になって一番出番が多いのが、やっぱりこのリビングです。
- 孫が走り回れるように、テーブル周りを広めにとったこと
- ローテーブル+ラグで、床に座ってもくつろげるようにしたこと
この2つが、結果的に自分たちもラクで、6か月の孫の将来の遊び場そのものになりました。
ブロックやおままごとセットを広げても、多少散らかっても、
「まあこのくらいなら大丈夫」と大人も心に余裕を持って見ていられる――。
実家を建て替えるとき、“大人7人”が座れるかだけでなく、“ちびっこ数人が走り回っても大丈夫か”を想像しておくと、
後からじわじわと効いてくるのだと思います。
段差を減らしたら…孫にも自分たちにもやさしい動線に
建て替えのとき、意識して「段差をできるだけ減らす」ようにしました。
当時は、将来の自分たちの足腰を心配してのことでしたが、
今になってみると、孫にとっても安心な家になっています。
- 玄関からリビングまで、ほぼフラット
- リビングと和室の境も、段差なし
- 階段も折り返しでゆるやか。手すりをつけた
小さい子どもは、ちょっとした段差でもつまずきやすいものです。
古い家の時は、一直線の階段で、長男が上から転げ落ちた経験から、折り返しの階段を採用しました。
そして何より、自分たち夫婦や老親にもラク。
「孫のため」と思うと、どうしても先延ばしになってしまいがちですが、
「自分たちのため」にバリアフリーを選んだことが、結果的に孫への贈り物にもなったのだと感じています。
和室・畳スペースが「遊び場」と「お泊まりスペース」に変身
昔ながらの実家というと、立派な和室があるイメージですが、
8年前に建て替えるとき、私は正直「和室は要らないかな」とさえ思っていました。
それでも、
- 仏壇を置く場所が必要だったこと
- 老親が畳にゴロッと寝転がるのが好きだったこと
から、リビングの横に小さめの畳スペースをつくりました。
ところが今、そのスペースが孫の「お昼寝スペース」になっています。
いづれは、「お泊まりスペース」にも活躍しますね。
- 積み木や絵本は、畳スペースの一角にまとめて収納
- お昼寝の時間になると、そのまま布団を敷いて添い寝
- ちょっと大きくなった孫は、「今日はばあばの家にお泊まり!」と大はしゃぎ――と思いを巡らす
畳は、転んでも痛くなく、座っても寝ても気持ちいい。
「ちょっとした和室・畳コーナー」は、子どもにとって万能のスペースだと、改めて感じています。
まとめて確保した収納が、孫グッズの置き場所として大活躍
建て替え前の実家は、「どこに何があるのか分からない」状態の物置きがいくつもありました。
思い切って建て替えるときに、まずやったのは持ち物の大整理です。
そのうえで、
- リビングの一角に“見せない収納”をまとめてつくる
- 階段下に「半地下」の収納スペースを用意する
という形にしました。
結果的に、ここが孫グッズの定位置になりました。
- オムツ・おしりふき
- おもちゃ・絵本
- 着替え・パジャマ
など、お泊まりするようになったらよく使うものを実家にも一通り置いておけるので、
子どもたち夫婦が「荷物をあまり持たずに来られる実家」になったのです。
建て替えのとき、「何をどこにしまうか」を想像しながら大きめの収納を“ここだけ”に決めて確保したことが、
今の暮らしをずいぶんラクにしてくれています。
実家の玄関をスロープ付きに建て替えて、ベビーカーも荷物もラクに

以前の実家は、門から玄関の間に飛び石があり、買い物カートも通りにくかったので、車いすやベビーカーが通りやすい様に、スロープを付けました。
そのときは、自分たち夫婦や親の出入りをイメージしていただけでしたが、
今では快適に玄関までたどり着けるのが嬉しいです。
- 玄関に少しゆとりがあると、ベビーカーごと中に入れてたたみやすい
- 靴が多少増えても、大きなシューズクロークが問題解決
- 車いすも玄関前まで来られるので、介護スタッフの方もラクそう
「実家 建て替え」を考えるとき、どうしてもLDKの広さに目が行きがちですが、
玄関までのアプローチと、玄関内の収納は、地味ながら大きなポイントだと感じています。
トイレ・洗面・お風呂が近い「水まわり集中」が子連れ来客に本当に助かる
8年前、設計士さんに勧められて採用したのが、「水まわり集中」の間取りでした。
トイレ・洗面・お風呂・洗濯機などを、なるべく近くにまとめた配置です。
当時は「家事動線がラクになりますよ」と言われて決めたのですが、
今思うと、将来孫が一人でトイレに行く時も、とても助かる間取りでした。
- 子どもが「トイレ!」と言ってからの移動距離が短い
- 手を洗う、うがいをする、お風呂に入れる…が、ひとつの動線で完結する
- 水まわりがまとまっているので、掃除もしやすい
特に、小さい子がいると、トイレと洗面所を何度も往復することになります。
そのたびに家の端から端まで歩くのと、数歩で行けるのでは、親の疲れ方が全く違います。
「老後の家事をラクにしたい」と思って選んだ水まわり集中が、
結果的に、“子ども連れ家族が気軽に泊まりに来られる実家” をつくってくれました。
「お金のことや決めることの多さなど、実家の建て替えで後悔しないために私が意識したポイントは、こちらの記事でも詳しく書いています。
👉実家の建て替えで後悔しないために|決める事だらけの家づくり8年後に思うこと
これから実家を建て替える人へ|孫も自分たちもラクになるヒント
ここからは、これから「実家の建て替え」を考えている方に向けて、私の経験からお伝えできることをまとめました。
正解は一つではありませんが、「こんな視点があれば少し決めやすくなるかな」と思うポイントを選んでいます。
まずは一歩手前のところで、「孫が来たとき、どんな時間を過ごしたいか」イメージするところから始めてみましょう。
実家の建て替え前に「孫が来たときどう過ごしたいか」をイメージする
実家を建て替えるとき、どうしても頭に浮かぶのは「今の生活」と「老後の自分たち」です。
けれども、少しだけ先の未来を想像してみてほしいのです。
- 孫ができたら、どんなふうに遊びに来てほしいか
- 年に何回くらい集まるイメージなのか
- そのとき、どこでご飯を食べて、どこで寝てもらうのか
これをイメージしておくと、
- リビングの広さ
- 和室・畳スペースの有無
- 収納をどこに作るか
といった具体的な「実家 建て替え」のプランが、自然と変わってきます。
私自身、8年前には孫のことなど全く想像できていませんでしたが、
思い返してみると自分たちの為と思っていたことが、今の暮らしや未来の暮らしに直結していると感じています。
間取りは将来変えやすいように「余白」を残しておく
家づくりのときは、どうしても「あれもこれも」と詰め込みたくなります。
ただ、8年たって感じるのは、“余白のある間取り”のありがたさです。
- 使い道を決め切らないスペースがある
- 家具のレイアウトを変えやすい
- 仕切りを足す・外すことで、用途を変えられる
こうした余白のおかげで、
- 老親の部屋 → 将来は孫のお泊まり部屋に
- ちょっとした空きスペース → 子どもの遊び場に
- 大きなひと部屋を将来2部屋に分ける事ができる
と、柔軟に使い方を変えることができます。
「今」だけでなく、10年後・20年後の家族構成の変化もぼんやり想像しながら、
少しだけ“使い方を決めない場所”を残しておくと、あとで助かる場面が増えるはずです。
実家建て替えの予算は「やりたいことリスト」で優先順位をつける

お金の話そのものはここでは詳しく書きませんが、
実家を建て替えるとき、私がやってよかったと思うのは、「やりたいことリスト」を先に作ったことです。
- 「これは絶対にやりたい」
- 「できればやりたい」
- 「できたらうれしい」
と、3段階くらいで書き出してみると、自然と優先順位が見えてきます。
たとえば、私の場合は
- 「段差を減らす」「親の部屋を1階に」→ 絶対やりたい
- 「リビングの広さ」「和室スペース」→ できればやりたい
- 「細かい設備のグレードアップ」→ できたらうれしい
という感じで考えました。
結果的に、「絶対やりたい」「できればやりたい」までをしっかり叶えたことで、
今もあまり不満なく暮らせています。
“どこに力を入れて、どこは割り切るか”を先に整理しておくと、
建て替えの打ち合わせもスムーズになり、後悔も少なくなると感じています。
家づくりの情報は「信頼できる少人数」に絞って相談する
家づくりの情報は、探そうと思えばいくらでも出てきます。
本やネットやSNS、ハウスメーカーの営業さん…
あれこれ見ているうちに、何が正しいのか分からなくなることも多いものです。
私が実家を建て替えてみて思うのは、
相談する相手を「信頼できる少人数」に絞ることの大切さです。
- 実際に家を建て替えた友人
- 長く付き合いのある工務店や設計士
- 家族のことをよく知っている身近な人
こうした人たちの言葉は、ネットの一般論よりも、自分たち家族にフィットしやすいと感じました。
情報はあくまで“材料”であって、
最終的に判断するのは自分たち家族です。
「誰の意見を軸にするか」を早めに決めておくと、迷子になりにくくなります。
祖父母がラクに暮らせる家は、結果的に孫にとっても居心地がいい

8年前、「実家 建て替え」を決断したとき、
私の一番の目的は「老親と自分たち夫婦がラクに暮らせる家」でした。
- 段差を減らす
- 動線を短くする
- 掃除しやすい間取りにする
そんな“ラクさ”を追求した結果、
今になってみると、孫にとっても居心地のよい家になっていることに気づきます。
祖父母が無理なく暮らせているからこそ、
孫と遊ぶ余裕が生まれます。
家事に追われてヘトヘトでは、いくら立派な家でも、孫と向き合う心の余裕はなかなか持てません。
「孫のための家」というと、つい特別な遊び部屋や設備を思い浮かべがちですが、
私自身は、まずは“自分たちがラクに暮らせる実家”を作ることが、孫への一番のプレゼントだと感じています。
おわりに:実家の建て替えをした将来の自分と、まだ見ぬ家族のために
実家を建て替えた8年前、
今のように孫が遊びに来る光景は、正直まったく想像していませんでした。
それでも、
- みんなが集まりやすいリビング
- 段差の少ない動線
- ちょっとした和室と、余白のある間取り
こうした選択が、結果的に
「老親と自分たち夫婦のための家」であり、「孫にとっても帰りたくなる実家」をつくってくれたのだと思います。
これから「実家の建て替え」を考える方には、
どうか “今” だけでなく、少し先の未来――
まだ見ぬ孫や、年を重ねた自分たちの姿も想像しながら、家づくりを楽しんでいただきたいです。
この家が、これからも家族のいろいろな世代の思い出を重ねていく場所であればいいなと、
今日も、日に日に表情が豊かになってきた初孫のアルバムを見ながら、しみじみと感じています。
🏠【これから実家やマイホームの建て替えを考えている方へ】
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案件の内容や地域の事情によっては、経験豊富で相性の良さそうな担当者をアサインしてもらえるよう依頼することもあります。(こちらも確約ではありませんが、できるだけ良い体制でスタートできるよう、オーナーからも相談させてもらっています)
ご興味のある方は、参考にしていただけたらうれしいです。
🎀 家づくりの全体像はこちらでまとめています
👉 孫が来る家づくり完全ガイド|安全・間取り・収納・設備を祖父母目線で総まとめ
(https://www.grandma-beginner.online/mago-house-guide/)

