こんにちは。実家の建て替えを経験したbunchanです。
古い家の危険箇所チェックリストで検索しているあなたは、たぶん
「実家って、どこが危ないの?」
「段差や階段、転倒が心配…」
「冬の寒暖差でヒートショックも気になる」
「床のきしみや沈み、照明の暗さ、手すり不足も放置していいのかな」
と、いろいろ不安が重なっていると思います。
私も点検を始める前は、危険って地震や火災みたいな“大きいもの”を想像していました。
でも実際は、玄関の上がり框、廊下の敷居、夜のトイレ動線みたいな「いつもの場所」に転倒・転落の種が普通にありました。
この記事では、私が実家で感じた危険のサインをもとに、家の中を一緒に点検できるようにまとめました。できるだけ今すぐできる対策も書くので、まずは“怖いところを見える化”していきましょう。
- 古い家の危険箇所を点検する順番
- 転倒や転落につながるサイン
- 階段やトイレなど場所別のチェック
- ヒートショック対策の考え方
実家の安全チェックリストを作った理由(古い家の危険箇所チェックリストの前に)
いきなり「全部直そう」とすると、しんどくなります。
なので私は、先に“危険のサイン”を集めて、優先順位をつけるためのチェックリストを作りました。
ここでは、点検の進め方と、私が「これは放置しないほうがいいかも」と感じたサインをまとめます。
チェック前に決めたこと(「誰が」「いつ」「どこを」見るか)
「実家の危険チェック」をやろうと思ったとき、最初に決めたのは“気合いで全部見る”ではなく、見る順番でした。
まず「誰が見るか」は私が中心で、親にも一緒に歩いてもらう形にしました。
自分だけだと慣れでスルーしやすいし、親の動き方がいちばんのヒントになるからです。
次に「いつ見るか」は昼だけで終わらせず、夜にも同じルートを歩くことをルールにしました。
昼は明るくて平気に見える場所でも、夜は足元が見えなくて不安が一気に増えるんですよね。
最後に「どこを見るか」は、寝室→トイレ、玄関→リビングなど毎日必ず通る動線を優先しました。
実際に夜の廊下を歩いたとき、敷居の小さな段差が見えにくく、思わずつまずきかけてヒヤッとしました。
気になった場所はその場で写真を撮り、スマホに「暗い・段差・滑る」など一言メモを残す。これだけでも危険箇所が整理でき、次に何を直すべきか見えやすくなりました。
私が決めた点検ルール
「危ない」は老朽化より“事故の予感”から始まった
壊れているから危ない、というより先にあったのは「ここ、いつかやるかも…」という予感でした。廊下の敷居でつまずきかけたり、暗い角で足元が見えずヒヤッとしたり、小さな出来事が積み重なる感じです。
ある日、親が玄関で靴を履くときにふらついたのを見て、心臓が縮みました。
大事故は“突然”起きるようで、実は前触れがある。そう思ってからは、違和感を「気のせい」で流さないようにしました。
予感がある場所は、たいてい「暗い・段差・急いでいる・眠い」が重なります。危ないと感じた瞬間を思い出すと、同じ場所が何度も出てきて、家が出しているサインにようやく気づいた気がしました。
メモしておくと後で役立つ
「いつ(夜/雨の日/寝起き)」
「どこで(廊下/玄関)」
「何が起きた(つまずき/滑りそう)」の3点だけ残すと、改善の方向が見えやすいです。
家の中で一番多いのは転倒・転落だと気づいた(体感ベース)
点検してみて一番多かったのは、地震より火事より、まず「転びそう」なポイントでした。
敷居の段差、めくれたマット、床を横切るコード…どれも些細なのに、重なると怖さが増します。
私自身、急いでいるときにラグが少しめくれていて、つま先が引っかかりそうになりました。
「慣れてるから大丈夫」が一番危ないんだなと痛感。転倒は派手な危険ではないけれど、日常に溶け込んでいる分、気づきにくいのが厄介です。
だからこそ、まずはつまずきの種を見つけて潰すことが、実家の安全の第一歩だと思いました。
転倒・転落が起きやすい条件
親(高齢家族)の動き方が変わると危険ポイントも変わる
自分が普通に歩ける場所でも、親の動きを見ていると急に怖くなる瞬間があります。
立ち上がるときに壁を探す、段差の前で一拍止まる、手すりがないと階段に足が出ない。
そんな小さな変化が、家の危険をはっきり見せてくれました。
ある日、親が廊下で何気なく柱に手をついたのを見て、「支えがないと不安なんだ」と気づいたんです。
家は変わらないのに、身体は少しずつ変わっていく。だから危険ポイントも、若い頃の感覚のままでは測れないんだと思いました。
点検は“親のいつもの動作”を基準にすると、見落としが減ります。ここは本当におすすめです。
建て替えを決める前にやった“応急処置”と、その限界
最初から建て替えを考えていたわけではなく、まずは「できることから直そう」と動きました。センサーライトを置く、滑り止めを貼る、動線の物を減らす。これだけでも夜の不安は少し減ります。
けれど床の沈みや冬の冷えのような“家の基本”は、工夫でごまかしても根本が変わりませんでした。実際、床がフワッとする場所は通るたびに怖くて、気づけば遠回りが習慣になっていました。
小さな対策で改善できるものと、対策しても不安が残るもの。その線引きが見えたとき、「限界」も同時に見えてきた気がします。
床の不安・寒さ・暗さで悩んだときの結論(体験談)は、別記事でまとめています。判断の流れを知りたい場合は参考にしてください。
👉古い家を建て替えた理由|床の不安・寒さ・暗さ…我慢をやめた7つの現実
| 優先度 | 例 | 目安 |
|---|---|---|
| 今すぐ | 照明の暗さ/動線の物 | 今日〜数日 |
| 早めに | 滑り止め/簡易手すり | 1〜2週間 |
| 要相談 | 床の沈み/階段の急勾配 | 専門家へ |
古い家の危険箇所チェックリスト|場所別(転倒・階段・ヒートショック)
ここからは場所別に、私が実家で「危ない」と感じたポイントをまとめます。
基本はチェック項目 → なぜ危険か → 今すぐできる対策の順です。
できるところからで大丈夫。あなたの家の状況に合わせて、無理なく進めてくださいね。
玄関|段差・上がり框・靴の脱ぎ履きでふらつく

玄関は毎日使う場所なのに、点検すると危険が多いと感じました。靴の脱ぎ履きは自然に片足立ちになるので、上がり框が高いとそれだけでふらつきます。雨の日はたたきが濡れて滑りやすく、傘や靴が散らかっていると足の置き場もなくなる。
実際、親が靴を履こうとして体を傾けた瞬間、ヒヤッとして手が出ました。玄関は“出入りのついで”で雑になりがちですが、転倒の条件が揃いやすい場所なんだと思います。
チェック項目(ここを確認)
今すぐできる対策(応急処置)
廊下・部屋の出入口|敷居の段差/つまずき/暗さ

古い家の敷居は、普段は気にならないのに夜になると急に牙をむきます。段差が低いほど油断して、足が引っかかるんですよね。私も夜に廊下を歩いたとき、敷居が見えづらくてつまずきかけました。
さらに廊下に“ちょい置き”した荷物やコードがあると、危険が倍増します。「いつもの道」だからこそ、無意識に歩けてしまうのが怖いところ。明るさと片付けだけで改善する部分も多いので、まずは小さく始めるのが現実的だと思いました。
チェック項目
今すぐできる対策
床|沈み・きしみ・フワつき(抜けそうな不安)

床の怖さは、見た目ではなく“踏んだ瞬間”に分かります。トイレ前の床だけフワッと沈む感じがあって、毎回そこを避けるようになっていました。きしみ音も、最初は「古い家だから仕方ない」と思っていたのに、だんだん「大丈夫かな…」に変わっていくんです。
来客が体重をかけたときに床が沈むのを想像すると、変な汗が出ます。実際に足元が不安だと、家の中を歩くだけで常に緊張する。
応急処置でどうにかできる範囲もありますが、床の沈みは安心して暮らす土台を揺らす問題だと感じました。
チェック項目
階段|踏面の狭さ・急勾配・手すり不足・夜間の恐怖

階段は、点検していて一番「ここは危ない」と直感した場所です。
実家の階段は、折り返し階段の様に、途中に踊り場が付いていない一直線の階段なので、踏む面が狭いのに勾配が急で、少しでも踏み外したら大事故になりそうでした。
夜は特に怖くて、上り下りのたびに慎重になります。
子どもが階段の上から下まで転落した時は、胸がざわっとしました。整形外科へ直行です。
幸い大事には至りませんでしたが、階段の怖さを実感した出来事でした。
階段は毎日使うから、怖さを我慢してしまいがちなのも厄介です。
滑り止めや足元灯で改善できる部分はあっても、急な階段そのものは変えられない。日常の中に“落ちたら終わり”がある感覚が、建て替えを意識する大きな要因になりました。
チェック項目(ここを確認)
今すぐできる対策(応急処置)
トイレ|夜間動線・寒さ・足元の見えにくさ
夜中のトイレは、危険な条件が全部そろっていました。眠い、急いでいる、寒い、暗い。そこに段差や狭い廊下が加わると、転倒しない方が難しいのでは…と思うほどです。
実際、暗い廊下でスイッチが遠く、手探りで歩いたことが何度もありました。冬はトイレが冷え切っていて、体が縮こまる感じも怖い。トイレは我慢できないから、必ず行く場所。だからこそ安全に行けることが大前提なんだと痛感しました。
チェック項目(ここを確認)
今すぐできる対策(応急処置)
浴室・脱衣所|寒暖差(ヒートショック)チェック

冬の脱衣所に入った瞬間、息が止まりそうになる冷たさがありました。そこからさらに冷たい浴室に入って、熱いお湯で一気に温まる。この流れが体に良いはずがない、と頭では分かっていても、実際に体が震えるほど寒いと怖さが勝ちます。
ある日、入浴前に親が「寒いから今日はいいや」と言ったとき、単なる好みではなく危険を避けているのかもしれないと思いました。
ヒートショックはニュースで聞く言葉でしたが、実家の寒さを体験すると現実味が違います。寒さを我慢する話ではなく、命に関わるかもしれない環境だったんだと気づきました。
📢ヒートショックについては、厚生労働省でも注意喚起がされています。
👉冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください! -自宅の浴槽内での不慮の溺水事故が増えています
チェック項目(ここを確認)
寝室|夜中の立ち上がり/動線/足元灯の有無
寝室は一見安全ですが、夜中の「最初の一歩」が意外と危ないです。起きた直後は目も体もまだ眠っていて、バランスが取りづらい。そこから暗い廊下を通ってトイレへ行くとなると、段差があるだけで怖くなります。
私も寝ぼけた状態で立ち上がり、足元の物に引っかけそうになったことがありました。足元灯があるだけで安心感が違うのに、当時は「慣れてるから」と後回しにしていたんです。
家の危険は、昼間ではなく夜に潜んでいる。寝室からの動線チェックは、優先度が高いと感じました。
チェック項目(ここを確認)
今すぐできる対策(応急処置)
照明|「暗い」は危険(足元灯・センサーライトの効き方)

暗さは不便というより、危険そのものだと実感しました。明かりが少ないと段差が消えて、床の状態も見えなくなります。スイッチが遠い場所だと、つい暗いまま歩いてしまうのも怖いところ。
試しにセンサーライトを置いたら、夜の廊下の緊張感が一気に減りました。逆に言えば、それまでどれだけ“危ない環境”で暮らしていたんだろうと思います。
照明は大がかりな工事をしなくても改善できるので、実家の安全対策の入口としてすごくおすすめです。まず見えるだけで、転倒の確率は下がると感じました。
チェック項目(ここを確認)
孫や赤ちゃんが来る実家の安全チェック(段差・コンセント・転倒防止など)は別記事にもまとめています。対象が小さい子向けですが、ヒヤリポイントの見つけ方として参考になります。
👉赤ちゃん連れで実家は危ない?祖父母の家で多い事故と6つの安全チェック
孫が遊びに来るときの安全準備(角・転落・お風呂場の転倒など)も、チェックリストとして使いやすいです。
古い家の危険箇所チェックリストまとめ
最後に、今日から動けるように要点だけギュッとまとめます。
古い家の危険って、地震や火災みたいな“大きい怖さ”より、玄関の段差、廊下の敷居、夜のトイレ動線みたいな「いつもの場所」に潜んでいることが多いです。だからこそ、怖い場所を「見える化」して、優先順位をつけるのがいちばん効きます。
私のおすすめ手順(これだけでOK)
📢大切な注意
この記事で紹介している内容は、私の実体験と一般的な目安をもとにしたチェックポイントです。家の状態や年数、体調によってリスクの感じ方や必要な対策は変わります。床が大きく沈む、傾きが強い、踏むのが怖いなど構造に不安を感じる場合は無理に確認せず、安全を最優先にしてください。
正確な状況判断や対策については、公的機関や公式サイトの情報も確認しつつ、最終的な判断は建築士や工務店、必要に応じて医療機関などの専門家にご相談ください。
「全部は無理かも」と思っても大丈夫です。ひとつでも不安が減ると、次の行動がラクになります。まずは、あなたの家の“夜の動線”から、古い家の危険箇所チェックリストを埋めてみてくださいね。

